【水道管が凍結したときはお湯をかけて溶かす!】対処法と凍結防止方法
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寒冷地に住んでいると、冬は雪かきや路面の凍結など大変なことがたくさんありますよね。その中でも日常生活に特に支障をきたすのが、水道管の凍結。
水道管が凍結すると、最悪の場合水道管が破裂して部屋の中が水浸しになる恐れがあります。
また、賃貸住宅に住んでいる場合は、他の部屋まで水が浸水してしまったり、下の階で水漏れが起こる危険性も・・・。
私も雪国出身だからすっごくわかる!
毎日水道管が凍らないように水抜きしたり、ストーブで部屋を暖めたり・・・。
うっかり水抜きを忘れたまま家を空けてきたときなんてもう大変!
破裂したらどうしよう・・・って水道管のことしか考えられなくなるの!ヨシエ
そんなに!?
寒い地域に住んでいる人って本当に大変なんだね・・・。
・・・ちなみに、もし水道管が凍ったらどうやって対処するの?タカシ
ヨシエ万が一凍ったときは、水道管にお湯をかけて溶かす!
えっ!そんな原始的な方法なの!?タカシ
もし水道管が凍結してしまった場合は、軽度の凍結であれば凍った水道管にお湯をかけて溶かすことで、元どおり水が出るようになります。
しかし、お湯をかけるときにはいくつか注意点があり、この注意点を守らなければ水道管が破裂してしまう恐れがあるのです!
そのため、お湯をかけるときは正しい手順に沿って十分に注意しながら行う必要があります。
そこで今回は、水道管が凍結したときの正しい対処法や、凍結を予防する方法、破裂した水道管の修理費用について詳しく解説していきます!
水道管の凍結にお悩みの方は必見です!
それではさっそくまいりましょう!
水道管が凍結したときの対処法
まずは水道管が凍結したときの対処法について見ていきましょう。
主な対処法は水道管にお湯をかけて溶かす方法ですが、もしも水道管が凍結により破裂してしまった場合は、自力で直すのは難しいため業者を呼んで直してもらう必要があります。
そこでこのブロックでは、お湯で水道管を溶かす方法と水道管が破裂してしまったときの対処法の2つについてご紹介します。
水道管にお湯をかけて溶かす
先ほども言ったとおり、水道管の凍結は軽度であればお湯をかけることで元に戻ります。
ただし、水道管にお湯をかけるときには、注意点が2つあります。
水道管にお湯をかけるときの注意点
- 水道管に直接お湯をかけない
熱湯を使用しない
水は氷になると体積が1.1倍に増加します。そのため、水道管が凍結すると中の水が氷になって膨張し、水道管自体に内側から高い圧力が加わります。
その状態で水道管に直接熱湯をかけると、表面と内部の急激な温度差によって水道管に亀裂が入り、割れた部分に内部の圧力が集中して破裂してしまうのです。
水道管にお湯をかけるときは、直接お湯をかけないようタオルや布などを巻き、その上からかけるようにしましょう!
また、熱すぎるお湯もNGです!凍った水道管を溶かすときは、50℃前後のお湯をゆっくりかけると破裂の危険もなく安全に溶かすことができます。ヨシエ
水道管が破裂してしまった場合は業者を呼んで修理してもらおう!
もし水道管が破裂してしまった場合は、すぐに元栓を閉めて水を止め、業者を呼んで修理してもらいましょう。
ただし、賃貸住宅に住んでいる場合は、業者を呼ぶよりも先に大家さんもしくは管理会社に連絡する必要があります。
賃貸住宅の場合、水道管は建物にあらかじめ備わっている設備ですので、破損した場合は建物の管理者に報告しなければなりません。
また、アパートやマンションの方で契約している指定業者がいる可能性もあります。いずれにせよ、自分で業者を手配する前に一度大家さんに連絡してみましょう!
もう凍結させない!水道管の凍結防止方法
今後また水道管の凍結が起こらないようにするためには、日頃から凍結防止方法を行う必要があります。
そのためこのブロックでは、凍結を防止する3つの方法をご紹介したいと思います。
3つの水道管凍結防止方法
- 冷え込む日は水抜きをする
少しだけ蛇口をあけておく
水道管を保温する
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう!
①冷え込む日は水抜きをする
水道管の凍結防止方法といえば水抜きですよね。
すでに手順をご存知の方も多いかもしれませんが、もしかすると寒冷地に引っ越してきたばかりで、水抜きについてまだよくわからない方もいるかもしれません。
そこで、まずは水抜きの手順についてご紹介したいと思います!
水抜きの手順
- 水の元栓を閉める
蛇口を開けて水道管に残った水を出す
家のすべての蛇口をあけて水を抜いたら完了
また、平成4年4月以降に建てられたアパートであれば、電動式水抜き栓がついているところもあるかもしれません。
電動式水抜き栓には自動のものと手動のものがあり、自動の場合は気温が0.3℃以下になるとセンサーが感知して自動で水を抜いてくれるようになっています。
手動の場合は自分でスイッチを押すことで水抜きが行われます。
ヨシエコチラが電動式水抜き栓のスイッチです!
電動式水抜き栓の使い方(手動)
- 電源をONにする
点検ランプが点灯するのを待つ
水抜きスイッチを押す
完了!
冬場はこまめに天気予報を確認し、気温が低くなる場合は、夜寝る前や外出する際に水抜きするようにしましょう!
②少しだけ蛇口をあけておく
動いている水は凍らないため、ほんの少し蛇口を開けて水を出しておけば水道管の凍結は起こりません。
ただし、少量とはいえ水が出しっぱなしになるため、水道代など気になる方には水抜きする方法がオススメです。
流す水の量はポタポタ程度でも大丈夫だと言われていますが、気温があまりにも低い場合は、ポタポタ程度の水では凍結してしまう恐れもあります。
そのため、もし気温が-10℃を下回る場合はポッキーくらいの太さで水を出しておくと安心です。
③水道管を保温する
水道管が室内にある場合は、ストーブやエアコンなどで部屋を暖めておくと凍結は起こりにくくなります。
ただし、水道管が外にむき出しの状態で設置されている場合は、そのままにしておくと凍結の危険も・・・。
そのため、タオルなどの布類や発泡スチロールを巻くことで水道管の表面を保温することをオススメします。
また、水道管用の保温チューブや凍結防止帯など、市販の保温グッズを取り付ける方法もあります。
保温チューブ
水道凍結防止帯
ちなみに、水道管は何度以下から凍結しやすくなるのでしょう?
水道管は何度から凍結するの?
一般的に水道管が凍る温度は氷点下4度以下とされています。
とはいえ、0℃を下回るといつ凍結するかわかりませんので、少しでも凍結の心配があるときは水抜きや蛇口を開けておくことで対策するのがオススメです。
水道管が破裂したら修理費用はいくらかかる?
水道管が破裂してしまった場合、修理にかかる費用の相場はおよそ3万〜5万円前後です。
しかし、破損箇所が一部ではなく全体に広がっている場合は、そのぶん修理に手間と時間がかかるため、場合によっては10万円以上になることもあります。
費用が気になる方は、一度業者に来てもらい、実際に現場を見て修理にいくらかかるか見積もりを出してもらうことをオススメします。
ヨシエ優良な業者であれば、見積もりは無料で行い、金額に納得がいかなければキャンセルすることも可能です!
業者の選び方や注意点について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
おすすめの水道業者ベスト5と業者を呼ぶときに気をつけるべきポイント
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、水道管が凍結したときの対処法や予防法について解説してきました。
水道管が凍結したときは、水道管にタオルや布を巻き、50℃程度のお湯をかけることで溶かすことができます。
ただし、凍結が直ったからといって油断は禁物です。
今後いつまた水道管が凍ってしまうかわからないため、日頃から凍結対策を怠らないよう意識することが大切です。
気温が0℃を下回るときは、以下の予防法で凍結を防ぎましょう!ヨシエ
3つの水道管凍結防止方法
- 冷え込む日は水抜きをする
少しだけ蛇口をあけておく
水道管を保温する
タカシみなさんのお悩みが解決することを心から祈っています!
ヨシエ最後までお付き合いくださり、ありがとうございました!
タカシ&ヨシエ
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2024年4月1日更新